超小型ARMマイコン基板でマルチMCUを試す

昨日に引き続きトラ技増刊の付録である超小型ARMマイコン基板(MARY)を触っています。
MARYシステムの特徴である、複数のMCUの協調を行ってみました。
MB基板にもプログラムを書き込むためにもう1枚のMB基板をUSBに接続するとCOM6として認識されました。これで書き込みます。ちなみにもう1枚はCOM5で認識されています。
CQ出版の特設ページからダウンロードしたサンプルプログラムを動かしてみたところ、見事に同期しています。

これを実験するためにはMB基板の接続ケーブルが必要になります。私は事前にマルツパーツ館から購入していたので良いのですが、雑誌を買ったたけではすぐ試すことができません。雑誌の付録にMB基板直結ケーブルが1本入っているとすぐ楽しめるのですが。

このサンプルプログラムを参考にして、MB基板間で通信を行い、交互に点滅するようにしてみました。


さきほどのサンプルプログラムはtickを同期することで、各MB基板が同じタイミングで同じ動作になるようにしていますが、今回はtickは使わないでON/OFFのデータ(uint32)を送受して制御してみました。
1wireで行われている通信プロトコルはAPIでラッピングされているので、思ったより簡単に使えます。

プログラムが動くことは確認できましたが、せっかくOB基板を持っているので、そちらにデバック情報を表示させてみました。

これもAPIが準備されているのでprintf感覚で手軽に文字が表示できます。OLEDはデバッグにも活躍しそうです。

MARYシステムは手軽に使えるということが分かったので、XB基板を追加注文してしまいました。実はXBeeを使うのは目的ではなく、microSDカードとシリアルUSBが使えるとおもしろいかなと。到着が楽しみです。

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