私はこのサイト(kanpapa.com)をConoHa VPSで運用しています。
VPSの状況を監視するために、Logwatchというログ監視プログラムを動かしています。このプログラムから毎日メールが届くのですが、ある日突然、このメールが届かなくなりました。
おかしいなと/var/log/maillogを確認したところ、以下のようなログが残っていました。
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どうやらSpamhausのSBL(Spamhaus Block List)にkanpapa.comが使っているConoHa VPSのIPレンジが登録されてしまったようなのです。
つまり、このVPSが何らかの原因でSPAMサーバと間違われて、送信先のメールサーバが受信を拒否してしまったのです。
しばらくすれば解除されるかなと甘く見ていたのですが、なかなか解除されません。
やむなく、応急措置として以前試用していたGoogle Apps for Workを復活し、MXをそちらに向けることで、kanpapa.comのメールを使えるようにしました。
そうこうしているうちにSBLからは削除されました。
そしてしばらく経ち、先日、OWASP JAPANのHardeningに参加したので、そのレポートをブログを書いて、TwitterでURLを流そうとしたところ、どうしてもツイートできません。いろいろ試してみると以下のように kanpapa.com のドメインを書くとツイートできないことがわかりました。

もしかしてとSpamhausでドメインを確認したところ、
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今度はドメイン名がDBL(Domain Block List)に登録されてしまったようです。この情報をTwitterが参照し、ドメインが含まれたツイートをブロックしているのではと思われます。
これでは非常に困るので、SpamhausのBlocklist Removal CenterからDBLからの削除をお願いしました。
フォームからカタコトの英語で入力すると、受け付けましたというメールが届きました。
DBLからの削除の対応は思ったよりも早く2時間後に以下のようなメールが到着しました。
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このメールが届いてしばらくしたらTwitterにツイートできるようになりました。
しかし、えらい迷惑ですね・・。こういう間違いは。
