uClinuxが動くようになりましたが、自分で作ったアプリケーションを動かすにはどうすればいいのでしょう。Google検索で見つけたuClinux-dist開発者ガイド(アットマークテクノ SUZAKUサイト)を参考にしてアプリケーションを動かしてみました。
作業ディレクトリの作成
ホームディレクトリにuClinux-distがあるとして、ホームディレクトリにmyappという作業用のディレクトリを作成しました。
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Makefileの作成
以下のようなMakefileを準備します。
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アプリケーションプログラムのソースコードの準備
hello.cを用意しました。
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makeの実行
makeをして実行ファイルを作成します。

romfsへの組み込み
make romfsでhelloの実行ファイルをromfsのディレクトリにコピーします。

イメージファイルの作成
make imageでhelloが追加されたimage.binを作成します。

make中のメッセージでhelloが組み込まれていることがわかります。

これでhelloが組み込まれたimage.binができました。

フラッシュメモリへの書き込み
image.binをimage.bに変換して、フラッシュメモリに書き込みます。
uClinuxでアプリケーションを実行
フラッシュメモリに書き込んだあとリセットしてuClinuxを起動します。アプリケーションhelloは動くのでしょうか?

無事helloが動きました! これでいろんなアプリケーションを組み込むことができそうです。
