RedHat Linux 4.1 におけるUUCPの設定

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はじめに

つい最近、UUCPでPRUG-NETと接続していたLinuxマシンのハードディスクが見事にクラッシュしてしまった。最近はバックアップをとるのもおそろかになっており、ネットワーク関係の設定はみんな消えてしまった。しかたがないので、まっさらな状態から、UUCPでPRUG-NETに接続できる環境を、RedHat Linux 4.1をベースに作成した。これは次のクラッシュのときのための記録である。:-)

準備したもの

今回は、JRPMS Projectで作成されたパッケージをできるだけ使用してみた。まだ、JRPMS化されていないものは、従来のJEパッケージを使用した。
RedHat Linuxの最新版は、4.2であるが、手持ちが4.1しかないので今回は4.1を使用した。筆者はcannaを愛用しているため、cannaとMule のcanna版を選択している。また、メールの管理のため、MHを使用し、mnewsで、メールとニュースを読み書きしている。
CFパッケージを 別途入手したのは、以前CFを使用して、sendmail.cfを作成し、メールの配送テストを行ってみたら、どうしてもうまくできずにかなり悩んだあげ く、CFを最新版にしたら、あっさり動作してしまった。つまりはCFのバグだった。このようなことがあったため、CFはいつも最新版を入手するようにして いる。

  • RedHat Linux 4.1 CD-ROM
  • JEパッケージ
    • sendmail.tgz
    • mhlib.tgz
    • mhbin.tgz
    • mhman.tgz
  • JRPMSパッケージ
    • canna-3_5b2-2_i386.rpm
    • mnews-1_20-6_i386.rpm
    • mule-2_3-1_i386.rpm
    • mule-nox-canna-2_3-1_i386.rpm
    • kon2-0_3-2_i386.rpm (Xが使えなくなった時のための非常用)
    • konfont-0_1-2_i386.rpm (Xが使えなくなった時のための非常用)
  • その他
    • CF-x.x

これらのパッケージを通常の方法でインストールした。インストールの方法はみなさん熟知していると思われるので省略する。必要と思われるものをインストールしてほしい。

UUCPのディレクトリ設定

ま ずは、UUCPが動作するためのディレクトリの設定である。RHSのUUCPはくせがあるので注意する必要がある。普通UUCPといえば、/usr /lib/uucpに設定ファイルを作成するが、RedHat Linuxの場合は/etc/uucpに作成する。しかも、サンプルはTaylor UUCP形式である。馴染みの深い、HDB形式のサンプルは入っていない。ここでは、新しいもの好きということで、Taylor UUCP形式の設定ファイルを作成した。
まずは、以下の手順で、UUCPが動作するための環境を作成する。もちろん、suしてから作業する。入力部分は斜体文字にしてある。

  • デバイスファイルのパーミッション設定
    UUCPに使用するモデムが接続されているデバイスのパーミッションを設定し、読み書きを自由にする。chmod 666 /dev/cua1

  • ログファイルの作成
    空のファイルを作成する。このファイルにUUCPのログが作成される。touch /var/log/uucp
    chown uucp.uucp /var/log/uucp

  • 設定ファイルのディレクトリ作成およびひな形のコピーmkdir /etc/uucp
    cp /usr/doc/uucp-1.06.1-6/sample/* /etc/uucp/.
    chown -R uucp.uucp /etc/uucp

  • ロックディレクトリの作成mkdir /var/lock/uucp
    chown uucp.uucp /var/lock/uucp

  • ロックディレクトリの位置指定cd /etc/uucp
    vi config
        最終行に、
    lockdir /var/lock/uucp?
      と記述する。

UUCPの設定ファイルの作成

先ほど/etc/uucpディレクトリにコピーした、Taylor UUCP形式の設定ファイルを実際のUUCP環境に合わせて修正する。かなりのコメントが設定ファイルには記述されているため、それらを参考にしながら修正することは容易だと思われる。
/etc/uucpにコピーされたファイルは、以下のようになっている。

  • call
  • config
  • dial
  • dialcode
  • passwd
  • port
  • sys1
  • sys2

今回の場合は、こちらから相手に対して発信する形態なので、それに関係するファイルのみを以下のように修正した。その他のファイルは修正せずにそのまま使用する。

port

こ のファイルは、UUCP接続に使用する通信ポートの定義をする。ここでは、/dev/cua1(COM2)にモデムが接続されており、ダイヤル方法は、 hayes (この定義は、dialファイルにある。)を使用し、回線速度は19200bpsとなっている通信ポートを port1 という名前で定義していることがわかる。type modem
port port1
device /dev/cua1
dialer hayes
speed 19200

call

このファイルは呼び出し時の情報を定義する。ここでは相手システム名はstingであり、ログインするためのアカウントは uuname 、パスワードは password とであることを定義している。sting uuname password

sys

このファイルは相手システムの情報を定義する。システム名、電話番号、使用する通信ポート、その他のパラメタを定義する。詳細については、ひな型のコメントを参照のこと。system sting
call-login *
call-password *
time any
phone 03xxxxyyyy
chat-timeout 120
port port1
protocol-parameter g timeout 20
protocol-parameter g retries 10

config

このファイルはUUCPの設定情報を定義できる。ここでは、ロックファイルを作成するディレクトリを /var/lock/uucpとなるように設定している。lockdir /var/lock/uucp

UUCPの設定確認

uuchkコマンドを入力してUUCPの設定を確認する。

sendmail.cfの作成

sendmailの配送テスト

sendmailの起動ファイルの設定

INNの設定

INNの動作確認

ニュースグループの作成

ニュースの管理

MHの設定

/usr/local/bin/mhをパスにいれる。 incコマンドを実行して、inboxフォルダを作成する。

mnewsの設定

NNTPSERVER=hostname

Last Update 3, Nov 1997.