SBC4004を組み立ててみました（１）準備編

いつもお世話になっているオレンジピコショップさんのサイトで気になるものを見つけてしまいました。

• SBC4004/Busicom-141PF専用プリント基板

最初の1チップマイクロプロセッサ4004の機能をFPGAで実装して、当時の電卓Busicom-141PFを再現しようというものです。

作者のページを拝見すると、「4004プロセッサ50周年」ということで気合が入っています。

• 4004マイクロプロセッサ 50周年　～　インテル4004とBusicom 141-PF 　(JR2XZYブログ）

基板は大型でサイズは168.9mm×149.9mmです。キー配置も独特で7セグメントLEDがずらりと並びこれまでに無いものです。

FPGAを使っていることもありパーツ数もそれほど多くないので、製作してみようと決めました。またFPGAを使っているので4004以外の実験やFPGAの学習にも応用できるかもしれません。

専用基板の入手

到着した基板はなかなかの大きさで、最近は10cm×10cm以下の基板しか触ってこなかったので、その迫力に感動です。

FPGAではなく実物の4004を使うこともでき、サーマルプリンタも接続できる設計になっていますが、当然4004は持っていないので、今回は最小構成で製作することにしました。サーマルプリンタは機会があれば後付けしたいと思います。

パーツの入手

今回そろえたパーツは以下の通りです。購入先など参考にしてください。

Cyclone II EP2C5T144 Mini BoardやArduino Pro Micro（3.3V版）は国内で流通しているものもあるのですが、特に急いでいなかったので、AliExpressで安価なものを購入しました。

すこし時間がかかりましたが、これでパーツの準備はできました。

SBC4004を組み立ててみました（２）組み立て編に続きます。