オレンジピコショップさんにいただいたRetroShield 1802を組み立ててみました。
まずは事前に調べた部品表に沿ってパーツを集めてみました。
0.1μF(2012サイズ)は手持ちがありましたが、他の表面実装パーツは同じものは無く近い値のものとしました。回路図をみたところ、680ΩはLED点灯とプルアップ用だったので手持ちの1KΩを使い、高輝度のLEDを使用することで問題ないかなと考えました。22pFは通常の積層セラミックコンデンサを実装です。
完成した基板は以下のようになりました。
これにCOSMAC CPUを載せて、Arduino Megaに接続します。
Arduinoで動かすソフトウェアですが、GitHubにスケッチと必要なものがあるので、それをArduinoのフォルダにコピーしてArduino Mega用にコンパイルします。私の場合はライブラリが足りなかったので、DIO2というライブラリを追加したところ、無事コンパイルできました。あとはいつも通りにArudino Megaに転送します。
スケッチをみたところ、シリアルモニタに情報が出力されるようなので、Arduino IDEのシリアルモニタで動作を確認しました。通信速度は115200bpsで、改行コードは「CRのみ」としました。「Hit ENTER to staret monitor code.」と書かれているように、CRコードを入力するとモニタが動きました。
このように、Membership Cardのモニタが動き、RCAのBASICも動きます。ただし、メモリやI/Oをエミュレーションしているためかモニタの表示速度は少し遅いですが、手軽にCOSMAC CPUを試すには良いのではないかと思います。
動作中の写真ではQ出力にオシロスコープを接続してシリアル信号の出力を確認しましたが、COSMAC CPUの全ピンの入出力を確認することができますので、ロジックアナライザをつないでみるのも楽しいでしょう。