ガイガーカウンタの製作準備中

秋月電子でGM管(GM Tube D3372 浜松ホトニクス株式会社製)を在庫限り個数限定で売っているという情報をもらったので思わず買ってしまいました。
その日のうちに売り切れてしまったようです。
到着したGM管はこんな感じ。かなり小さいです。

gm_d3372.jpg

このGM管ですが、インターネットで検索するとかなりの情報がヒットします。
どうもこれを使うには600V程度の高電圧が必要とのことで、みなさん使い捨てカメラのストロボ回路を流用しているようです。
というわけで、わたしもその回路基板を入手しました。(高電圧を扱うので感電の危険を伴いますから細かいことはここでは書きません。自己責任でお願いします。)
その基板はこんな感じです。不要な部品は外してあります。

kiban1.jpg

本来は単4電池1本(1.5V)から300Vぐらいの出力電圧を作っていますが、2倍の電圧、つまり単3電池を2本(3V)にすることで、600Vぐらいの電圧が出力できるそうです。ただし、出力電圧が倍になるのですから、高耐圧の部品に交換する必要もでてきます。平滑回路としてコンデンサを付けていますが、この写真に写っているものは630V耐圧のものです。(この写真では1個になっていますが。後述の実験結果から2個に増やしています。)

kiban2.jpg

実際に動かしてみました。

jikken1.jpg

この実験では697Vぐらい出ているようです。GM管を使うには十分な電圧です。
とりあえず、下準備ができたところで、今週はここまで。

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