Google Cloud認定資格のAssociate Cloud Engineer (ACE) に挑戦してみました。
Google Cloud Platform (GCP) の経験は、仮想マシンのCompute EngineやBigQueryを無料枠で少し触った程度ですが、もう少し知識を広げたいなと考えていたところでした。
ACEの試験概要
ACEの試験の概要です。
- 受験時間:2時間
- 登録料:$125
- 日本語での受験可能
- 6か月以上のGoogle Cloudの実務経験を想定
実務経験はほぼ無いですが、これからGCPを触ればなんとかなるかなと。
年内の取得を目指して、まずはGCPのすべての機能が触れるように90日間$300分の無料トライアルに申し込みました。学習を始めたのは10月でしたので、年内はGCPが$300分まで使い放題です。クリスマスまでには取得したいなと試験日は12/13と設定しました。
模擬問題を試してみる
最初に公式サイトの模擬問題をやってみました。どんな問題がでるのか感触をつかむためです。
結果は問題数20、正解数14、誤答6で正答率は7割でした。実際の試験は模擬問題よりは難しいのが普通ですので、まだまだです。
こちらの模擬問題の解説がクラウドエースさんのサイトにありますので、あとで確認するとよいでしょう。
学習方法
学習方法は以下の3つです。平日は時間が取れないので、土日祝日に集中してトレーニングしました。
- Coursera のコースで、実際にGCPを操作しながらの学習は効果的です。
- Google Cloud認定資格Associate Cloud Engineer公式ガイドの練習問題を解く
- 内容はやや古いのですが、練習問題がたくさんあるので知識の確認のために使いました。ページ数が多いのでKindle版で購入しました。
- この本に載っていない最新の機能についても公式サイトの情報で確認しておくべきでしょう。
- 無料トライアルでGCPをいろいろ触ってみる。
- Courseraのコースで実際にGCPを試すことはできるのですが、コース終了時に環境が消えてしまうので、この無料トライアルで復習したり、公式ガイドに書かれている内容の確認にも活用しました。
試験当日
テストセンターでの試験とリモートでの試験があるのですが、私の場合はテストセンターに出かけました。
開始15分前にテストセンターに到着し受付。運転免許証と保険証を提示して本人確認後にテスト会場に入りました。持ち込み物品は眼鏡と免許証のみ。備え付けのペンやメモ帳はありません。問題が表示されるPCで回答を選んでいきます。見直しはできるようでしたので、まずは全50問を一気に回答。わからなくてもとにかく選びます。ここまでで60分使ってしまいました。
残りの時間で最初から回答を見直したところで残り20分。もうこれ以上は変わらないと思ったので試験終了をクリックしました。あとは試験センターのかたを呼び出して終了処理。その最中に赤字で「合格」という文字が見えたような気がしました。
試験後は特に結果のプリントアウトなどもなく、そのまま帰途につきました。本当に合格したのか不安でしたが、試験登録サイトを確認したところ、「合格」という文字がありました。
あれは見間違いではなかったようです。これで安心して正式な結果を待つことができます。
正式な結果は7~10営業日後にメールで来るとのことでした。
終わりに
これまではGCPの一部の機能しか使っていなかったのですが、まだ使ったことのないApp Engine、GKE、VPC、Pub/Sub・・など多種多様なGCPの機能に触れることができ、理解を深めることができました。無料トライアルが終わったあとも、使い続けてみようと思います。