久しぶりに3Dプリンタを使ってモノづくりをしてみました。今回作りたいものは台所の食器棚の排水溝を延長する部品です。
3Dデータを作る
FUSION360で3Dモデルを作ります。台所の食器棚の排水溝をノギスで測り、スケッチを起こしました。このあたりはルンバ用ベースの製作でレーザーカッターの図面を作った経験が役立ちました。
これをもとに押し出しで3Dモデルを作ります。ここは試行錯誤の連続で、何回かやり直して納得できる形にできました。
ここまでできたらSTLデータとしてexportします。
作成したSTLデータはGitHubに置きました。
Gコードデータを作る
次はスライサです。今回はPrusaSlicerを使ってみました。STLデータを読み込んでスライスを行い、3Dプリンタのノズルの動きに問題がないかを確認します。
問題無ければスライス後にGcodeデータをexportします。
3Dプリンタでの出力
いよいよ3Dプリンタで出力です。おおたfabさんのNt100を使いました。フィラメントはPLAです。ノズル温度は200℃、ベッドは60℃です。GコードデータはWebブラウザでアップロードします。
いい感じで出力されていきます。
半分ぐらいまでできました。
ほぼ完成です。
パーツが完成
完成した排水溝の延長パーツです。
実際に食器棚にとりつけてみます。
いい感じで取り付けることができ、水が流れていきます。これで長年の悩みを解決できました。
まとめ
最近は全く3Dプリンタを使っておらず、使いかたをほぼ忘れていましたが、今回の作業を通して一通りの手順を思い出すことができました。いろいろ作ってみたいものもあり、3Dプリンタの価格も安くなってきたので、思い切って買ってみようかなと考えています。