なんとかCOSMAC MBCが動き出したところでEvaluation Kit Manual for the RCA CDP1802 COSMAC Microprocessorに掲載されているCOSMAC TINY BASICを動かしてみました。マニュアルには16進数がならんでいるダンプリストが提供されています。
参照しているPDFマニュアルにはOCRで文字データが含まれているので、まずはOCRの読み取りを信用してテキストファイルにしましたが、読み取りミスが必ずあるはずです。このため、昔のようにリストをにらめっこして誤りを修正しました。やはり数バイトの読み取りミスがみつかりました。
これを修正して、UT4が書き込める形式にしてメモリに書き込みます。書き込みは600bpsで行いましたが2K byteでも数分かかります。
*!M0000 0130B0C000EDC0066FC00676C006665F
*!M0010 188280203022302058D5068108C80008
*!M0020 483897BA48D5C00651D3BFE286739673
*!M0030 83A693B646B346A39F3029D3BFE296B3
*!M0040 86A31242B602A69F303BD343ADF808BD
読み込みが完了したところで、UT4モニタから起動したところ、TINY BASICのプロンプトの「 : 」が無事表示されました。
*$P0
:
早速Hello Worldです。
:10 PRINT "HELLO WORLD"
:LIST
10 PRINT "HELLO WORLD"
:RUN
HELLO WORLD
!85 AT #0
:20 END
:LIST
10 PRINT "HELLO WORLD"
20 END
:RUN
HELLO WORLD
:
暴走することもなくとりあえず動いたようです。TINY BASICですので、最低限のことしかできませんが、一応動いたということで。
他にも面白いアプリケーションがないか探してみようと思います。