RAPIROにRaspberry Piのカメラモジュールを取り付けました。
頭の中に取り付けますが、力がかかる部分ではないので、とりあえず2本のネジだけで固定しています。
カメラレンズの穴と、カメラモジュール基板のネジ穴が一致するためにはフレキシブルケーブルを上にして取り付けます。このケーブルの片端はRaspberry PiのHDMIとLANコネクタの間にあるコネクタにとりつけます。Raspberry Piへの接続方法や設定方法、カメラ関連ソフトウェアのインストールなどはRaspberry PiのCameraページが参考になります。
早速、Raspberry Piにログインして、カメラで画像を撮ってみました。
コマンドは以下のようになります。
pi@raspberrypi ~ $ raspistill -w 640 -h 480 -o capture.jpeg
撮影したcapture.jpegをMacに転送して表示したところ・・・
あれれ、逆さまになってしまいました。カメラモジュールの取り付け方を間違えたのかなと一瞬思いましたが、ネジ穴の位置から考えるとあの取り付け方しかできません。
何らかの方法で上下を反転させれば良いはずなので、いろいろ調べたところ、それを行うためのパラメタを見つけました。
-rot Set image rotation (0-359)
このパラメタを180と指定すれば上下反転されるはずなので、以下のコマンドを入力しました。
pi@raspberrypi ~ $ raspistill -w 640 -h 480 -rot 180 -o capture1.jpeg
撮影したcapture1.jpegをMacに転送して表示したところ・・・
今度は正常に表示できました。
別コマンドになりますが、もちろんビデオ撮影もできています。
単なるストリーミングという使い方もできますが、いずれは画像認識を試してみたいですね。(残念ながらこのあたりのノウハウはありませんので、これから勉強ですが・・・。)
あと、いろいろRAPIROをいじっていたらふと気がつきました。
このUSBコネクタの横にある、縦のスリットは何なのかと思っていたのですが、実はここからRaspberry Piの基板にあるLEDが良く見えるのです。このためにスリットを用意しているのではないかなと。良く考えられていると感心しました。
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