MAX10-FB FPGA電子工作スーパーキットで遊んでみた

FPGA

トランジスタ技術増刊で「FPGA電子工作スーパーキット」が発売されたので買ってみました。MAX10基板、ライター基板、DVDがついています。

早速手持ちのパーツと少々のパーツを購入して組み立てました。

fpga_max10_cqqkit1.jpg

完成したところで、MAX10-FB基板とMAX10-JB基板を組み合わせ、MAX10-JB基板のPICへの書き込みも無事完了したようです。

fpga_max10_cqqkit11.jpg

DVDからThinkPad X220にインストールした開発環境を使って、LEDチカチカ回路のVerilog HDLを入力しましたが、いきなり構文エラーです。おかしいなと調べていたら、小かっこを中かっこで入力していました。こういう構文だとつい中かっこを入力してしまいがちです。

fpga_max10_cqqkit2.jpg

その後は順調に論理記述の解析と合成、外部端子への信号割り当てと進み、コンフィグレーションファイルを生成後、FPGAにライター経由で書き込むと無事Lチカができました。

fpga_max10_cqqkit3.jpg

ここまではMAX10-FB基板だけでの動作確認になりますが、せっかくブレッドボードに信号が引き出せるようになっているので、何かを接続して動かしてみたいところです。

手持ちのパーツに7セグメントLEDがありましたので、これを接続して表示してみようと思いつきました。Verilog HDLもLチカのサンプルをベースにすればなんとか書けそうです。

MAX10-FB基板はブレッドボードの幅をいっぱいに使ってしまい、配線は基板の下を通す必要がありますが、私の場合はブレッドボードを2枚並べて配線を引き出しやすくしてみました。

fpga_max10_cqqkit4.jpg

7セグメントLEDとの接続は回路図のようにしました。

fpga_mac10_7seg_schematic.jpeg

7セグメントLEDは手持ちのLN516RA(アノードコモン)を使いましたが、秋月電子のA-551SRでも同じように使えると思います。

この状態でVerilog HDLを書き、FPGAにライター経由で書き込むと無事7セグメントLEDを点灯させることができました。

今回作成したVerilog HDLのソースはgithubに置きましたので参考にしてください。

7セグメントLEDを表示している動画はYouTubeにもアップしておきます。

まだまだ初歩のVerilog HDLしか書けませんがもう少し遊んでみたいと思います。

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