Make: Tokyo Meeting 05で「Arduinoはもう古い。時代はmbed!」というパンフレットをもらいました。http://mbed.org/をのぞいたところ、なんだか面白そうです。
LANも直結できる32bitマイコンでブレッドボードで活用できるということで、秋月にオーダーしてしまいました。もちろん、パルストランス付LANコネクタもです。
箱を開けるとこんな感じです。本体とUSBケーブルと簡単な説明の紙。あとはピンレイアウトのカードとmbedのステッカーです。
本体の表面にはLEDが5つも付いています。中央のボタンはリセットスイッチです。
裏面も高密度実装です。
早速VAIO Type PとUSBでつないだところ、自動的にUSBドライブとして認識されました。このドライブの中のMBED.HTMをクリックすると、mbedのWebサイトに飛んでくれます。
Signupを済ませてクラウドのアカウントを作りました。その後にサンプルプログラムをダウンロードして、このUSBドライブに放り込んで、リセットボタンを押すだけで、サンプルプログラムが動きだしLEDが点滅を開始しました。開発環境の設定がいらないので大変便利です。
開発環境はクラウドで提供されていて、クラウド上でコンパイルします。コンパイラを起動したら、こんなソースが表示されました。
#include "mbed.h"
DigitalOut myled(LED1);
int main() {
while(1) {
myled = 1;
wait(0.2);
myled = 0;
wait(0.2);
}
}
見ればわかりますが、LED点滅のプログラムのようです。
これをコンパイルして、できたバイナリをmbedのUSBドライブにダウンロードしてリセットスイッチを押すと、LED点滅が始まります。
試しに、wait(0.2)をwait(0.1)と変更すると、点滅速度が早くなります。
LEDが4つ実装されているので、たぶんこんなソースにするとLEDが2つ点灯するかなと改造してみました。
#include "mbed.h"
DigitalOut myled1(LED1);
DigitalOut myled2(LED2);
int main() {
while(1) {
myled1 = 1;
myled2 = 1;
wait(0.5);
myled1 = 0;
myled2 = 0;
wait(0.5);
}
}
予想通りにLEDが2つ同時に点滅を始めました。もう少し改造すれば交互に点灯やナイトライダーぽいことはすぐできそうです。
mbedサイトにはいろんなサンプルプログラムがあるようですので、今週末はそれを試したあとにLANに接続してみたいと思います。
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