トラ技Jr.の音声合成マシンをDIP ARMで作ってみました

トラ技Jr.に載っていた「音声合成マシンで彼女GETだぜ」という記事を楽しく拝見しました。そういえばこのキーパッドはお正月に購入したaitendoの福袋に入っていたような気がするなぁ。あ、この音声合成チップも発売したばかりの頃に購入していたなあと思いだしました。LPCXpressoのLPC1114は持っていないのですが、ちょうどDIP ARMがトラ技に付いていたこともあり、なんとなくパーツは揃っているようです。

いざ手持ちのパーツを並べたところ、音声合成チップが記事で扱われた型番とは異なり、ATP3010F4-PUという少し古いタイプで電源が3.8V〜5.5Vのため3.3V系のマイコンには直接接続できません。そこで5V系と3.3V系の電源を用意することにして、5V外部電源から3端子レギュレーターXC6202P332TBで3.3Vを用意して、3.3V-5Vのロジック変換にFXMA108変換モジュールを使うという、トラ技Jr.の記事の内容とは異なりややシンプルでない構成になってしまいました。

とはいえすべて手持ちのパーツでなんとかなりそうだったのでブレッドボードに組み込みました。実装したボードはこんな感じです。

nxp_dip_arm_aquestalk.jpg

記事の内容ではアンプを接続していましたが、これはさすがに手持ちがなかったので2SC945を使っています。

プログラムはGPIOのポートだけDIP ARMに合わせて修正しただけで動作しました。DIP ARMの書き込みには手持ちのLPC-Linkを使いました。

動作中の動画をYouTubeにアップしておきました。音質が良く有りませんが、トラ技Jr.の記事のようにアンプを使用すれば大幅に改善されると思います。

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