トランジスタ技術増刊で「FPGA電子工作スーパーキット」が発売されたので買ってみました。MAX10基板、ライター基板、DVDがついています。
早速手持ちのパーツと少々のパーツを購入して組み立てました。
完成したところで、MAX10-FB基板とMAX10-JB基板を組み合わせ、MAX10-JB基板のPICへの書き込みも無事完了したようです。
DVDからThinkPad X220にインストールした開発環境を使って、LEDチカチカ回路のVerilog HDLを入力しましたが、いきなり構文エラーです。おかしいなと調べていたら、小かっこを中かっこで入力していました。こういう構文だとつい中かっこを入力してしまいがちです。
その後は順調に論理記述の解析と合成、外部端子への信号割り当てと進み、コンフィグレーションファイルを生成後、FPGAにライター経由で書き込むと無事Lチカができました。
ここまではMAX10-FB基板だけでの動作確認になりますが、せっかくブレッドボードに信号が引き出せるようになっているので、何かを接続して動かしてみたいところです。
手持ちのパーツに7セグメントLEDがありましたので、これを接続して表示してみようと思いつきました。Verilog HDLもLチカのサンプルをベースにすればなんとか書けそうです。
MAX10-FB基板はブレッドボードの幅をいっぱいに使ってしまい、配線は基板の下を通す必要がありますが、私の場合はブレッドボードを2枚並べて配線を引き出しやすくしてみました。
7セグメントLEDとの接続は回路図のようにしました。
7セグメントLEDは手持ちのLN516RA(アノードコモン)を使いましたが、秋月電子のA-551SRでも同じように使えると思います。
この状態でVerilog HDLを書き、FPGAにライター経由で書き込むと無事7セグメントLEDを点灯させることができました。
今回作成したVerilog HDLのソースはgithubに置きましたので参考にしてください。
7セグメントLEDを表示している動画はYouTubeにもアップしておきます。
まだまだ初歩のVerilog HDLしか書けませんがもう少し遊んでみたいと思います。
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