前回の実験でLチカまで動かすことができたので、今後の実験を行いやすくするためにEMUZ80の基板をCOSMAC CDP1802 CPUを実装できるように改造してみます。もちろんZ80もEMUZ80で動かしたいので、COSMAC専用に追加で基板を注文しました。
どちらの色を使おうかなと思ったのですが、今回はスタンダードな緑色の基板を使うことにしました。
EMUZ80の基板を傷付けるのは申し訳ないですが、パターンをみると改造しやすくできているようです。データバス、アドレスバスは容易に切断できました。残りの電源ライン、制御信号も切り離しました。
まずは通常のEMUZ80の製作と同じくパーツを実装しました。まだどう使うか決まっていないシリアル接続の部分はパーツは実装しませんでした。
電源ラインとプルアップ抵抗を接続します。やや空中配線になりますが大丈夫でしょう。
あとは残りのデータバスとアドレスバスを1本1本配線しました。
テスターで導通確認し配線に間違いはなかったので、COSMAC CPUをブレッドボードからとりはずし、改造したEMUZ80基板に取り付けます。
制御信号はまだ変更するかもしれないので、ジャンパーのままにしておきましたが、バスを接続していたジャンパー線が無くなったのでかなりすっきりしました。このあとに電源を投入し、Lチカができることを確認しました。
このCOSMAC専用EMUZ80基板をベースとして今後の実験を進めます。
アドレス拡張編に続く