EMUZ80でCOSMACを動かしてみました 2(基板改造編)

EMU1802

前回の実験でLチカまで動かすことができたので、今後の実験を行いやすくするためにEMUZ80の基板をCOSMAC CDP1802 CPUを実装できるように改造してみます。もちろんZ80もEMUZ80で動かしたいので、COSMAC専用に追加で基板を注文しました。

emuz80_cosmac_modpcb1.jpg

どちらの色を使おうかなと思ったのですが、今回はスタンダードな緑色の基板を使うことにしました。

EMUZ80の基板を傷付けるのは申し訳ないですが、パターンをみると改造しやすくできているようです。データバス、アドレスバスは容易に切断できました。残りの電源ライン、制御信号も切り離しました。

emuz80_cosmac_modpcb2.jpg

まずは通常のEMUZ80の製作と同じくパーツを実装しました。まだどう使うか決まっていないシリアル接続の部分はパーツは実装しませんでした。

emuz80_cosmac_modpcb4.jpg

電源ラインとプルアップ抵抗を接続します。やや空中配線になりますが大丈夫でしょう。

emuz80_cosmac_modpcb5.jpg

あとは残りのデータバスとアドレスバスを1本1本配線しました。

emuz80_cosmac_modpcb7.jpg

テスターで導通確認し配線に間違いはなかったので、COSMAC CPUをブレッドボードからとりはずし、改造したEMUZ80基板に取り付けます。

emuz80_cosmac_modpcb9.jpg

制御信号はまだ変更するかもしれないので、ジャンパーのままにしておきましたが、バスを接続していたジャンパー線が無くなったのでかなりすっきりしました。このあとに電源を投入し、Lチカができることを確認しました。

emuz80_cosmac_modpcb10.jpg

このCOSMAC専用EMUZ80基板をベースとして今後の実験を進めます。

アドレス拡張編に続く

タイトルとURLをコピーしました