COSMAC MBC CPUボードRev. 0.3を製作しました。

COSMAC_MBC

COSMAC MBC CPUボードRev. 0.3の基板がSeeed Fusion PCBさんから到着しました。いつもより少し時間はかかりましたがPCBの製造が再開してよかったです。

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CPU基板を製作する前に、まずは今回使用するモニタプログラムをEEPROMに書き込みました。

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今回の基板では@yanatokuさんから動作報告をいただいた、The 1802 Membership Cardのモニタプログラム MCSMP20.binを使ってみることにします。

Rev.0.2との違いはシリアル入力をEF4とEF3から選べるようにしたことで、Membership Cardのモニタも使えるようになっています。さらにテスターの意見から、電源LEDとQ出力のLEDをつけました。Q出力にLEDをつけたことで、このCPUボードだけでLチカができますし、シリアル通信の様子もわかります。このLEDの明るさの調整のため抵抗を仮付けして確認しましたが、想定していた1KΩではやや眩しかったので2.2KΩにしたところ、目に優しくなりました。この値ではんだ付けを行いました。

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完成したCPUボード Rev.0.3です。

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シリアルポートにUSBシリアル変換ボードを取り付けてPCに接続し、Teratermで1200bps/8bit/noneで、Enterキーをたたいたところ、

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無事モニタプロンプトが表示されました。”H”を入力すると、長いHelpメッセージが表示されました。

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Membership Cardのモニタは転送機能や逆アセンブラ、BASICまで実装されている高機能モニタでした。通信速度も1200bpsもでますし、これまで使ってきたUT4と比べてはるかに強力なものになっているので、各機能を試してみようと思います。

(追記) ガーバーデータを掲載しました。

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