COSMAC MBCにCDP1861 Pixie 互換のSTG1861を接続してみました

COSMACにはCDP1861 "Pixie"と呼ばれている専用のビデオディスプレイコントローラが用意されています。これを接続すると簡単にNTSCビデオ信号を出力できて、すでに公開されている様々なアプリケーションで利用することができます。

しかし、このCDP1861を販売しているところが見つかりません。海外でも状況は同じのようで、AliexpressやEbayなどでも見かけません。そこでこのCDP1861をリプレースできるデバイスがいくつか公開されています。今回はSpare Time GizmosさんのCOSMAC Elf 2000用のSTG1861を製作して、COSMAC MBCボードに接続してみました。

STG1861の回路図やPLD,JLDファイルは以下のページにまとまっています。

STG1861のパーツをみるとGAL以外は容易に入手できそうです。GALを探したところRSコンポーネンツさんに国内在庫がありましたのでオーダーして入手することができました。

stg1861_gal1.jpg

GALの書き込みはTL866IIPlusで行いました。書き込みに必要なファイルも配布されているのでありがたいです。

stg1861_gal2.jpg

まずはSTG1861をブレッドボードに試作してみました。

stg1861_bb.jpg

完成したSTG1861をCOSMAC MBC CPUボードに接続しました。前回製作したTVディスプレイボードと同様にUT4モニタを使っている間はDMA OUTを切り離す必要があります。

stg1861_mbc.jpg

サンプルプログラムは以下のページにあるものを使用しました。エンタープライズ号が表示される有名な画面です。

しかし、なぜかこのような表示になってしまい安定しません。

stg1861_tv_akizuki.jpg

オシロスコープを接続してビデオ信号を確認してみましたが、信号レベルは問題なさそうに見えました。誤配線もみつからず、画面上部は綺麗に表示できていることもあり、原因がつかめません。

そこでモニタを普通のテレビに変えてみたところ、

stg1861_tv_sony.jpg

こんなに綺麗に映るじゃないですか。どうやら、今の回路は秋月電子さんのNTSCモニタとは相性が良くないようです。前回製作したTVボードでは問題なかったのですが。

もう少しいじって秋月電子さんのNTSCモニタでも表示できないか試してみようと思います。