玄箱でseti@homeに参加する その2

玄箱でのBOINCの準備ができたところで、手持ちのPCにもBOINCをインストールする。

一度PC上でBOINCを動かしてからのほうが作業が楽だと思う。

でも最終的な目的は玄箱のBOINC clientをPCのBOINC managerで制御するため。

もし、seti@homeのアカウントを持っていない場合は、PCのBOINC managerからアカウントを取ってしまおう。うまくいくと、メールでアカウントキーが送られてくる。

玄箱にログインして次のようにコマンドを入れる。

$ boinc_cmd –host localhost –project_attach http://setiathome.berkeley.edu xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx ←アカウントキー(英文字の羅列)

状態をみるのは以下のコマンド

$ boinc_cmd –get_state

$ boinc_cmd –get_message 0

PCのBOINC Managerからでも制御ができる。「高度な操作」→「コンピュータの選択」→玄箱のIPを入力すればよい。私はパスワードはつけなかったのでそこは空欄。

PCだとこれでアプリケーションをseti@homeのサーバからダウンロードして、勝手に計算を始めるはずなのだが、どうも動かない。

メッセージをみると以下のような怪しいものがでていた。

SETI@home 1 1174713403 Message from server: platform ‘powerpc-unknown-linux-gnu’ not found

これってもしかして、玄箱のBOINCで動くseti@homeのアプリケーションが無いってこと?

そういえば、こんなパッケージがあったことを思いだした。

boinc-app-seti – SETI@home application for the BOINC client

とりあえず、これをインストールして再度チャレンジしたらあっさり動いてしまった。

でも、そういうことなら玄箱の上ではseti@homeのアプリケーションしか動かないってことかな。

アプリケーションのソースがあれば自分でコンパイルすればいいんだろうけど。

ちなみに、玄箱で1つのWORKUNITにかかる時間は、こんな感じ。

Created 24 Mar 2007 2:13:48 UTC

Sent 24 Mar 2007 15:54:13 UTC

Received 29 Mar 2007 8:14:29 UTC

CPU time 394143.22

5日間かけてやり遂げるだけでも偉いなということで。はい。

もし玄箱でseti@homeをやっている人がいたらチームを組みたいな。

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