Mini Pupper 2 を組み立ててみました (4) ボディの組み立て

Mini Pupper 2

前回の記事では技適がらみであえてRaspberry Pi 4を使った環境構築や動作確認を行いました。そうこうしているうちに開発元から送っていただいた不足分のパーツが到着しました。ついでにCM4の外箱も送っていただきました。

MP2_4_arrive_parts1.jpg

Raspberry Pi CM4の取り付け

送っていただいたCM4の箱には確かに技適マークが入っていました。

MP2_4_cm4_box1.jpg

開発元で使用しているCM4は技適対応品であることが確認できたので、これまで取り外していたCM4を取り付けました。これで本来のMini Pupper 2の姿になりました。

MP2_4_install_cm4_1.jpg

腰のサーボモーターユニットの組み立て

中断していた腰の部分の組み立てに入ります。この4個が不足していたパーツです。

MP2_4_hip_asm1.jpg

これで組み立てに必要なパーツが揃いました。

MP2_4_hip_asm2.jpg

4個のフレームにそれぞれサーボモータを互い違いに2個ずつ取り付けます。

MP2_4_hip_asm3.jpg

サーボモーターにはIDが記録されています。初期値はID=1となっているので、すべてのモーターのIDを位置にあったIDに設定しなければなりません。まずはフレームに取り付けている4個のサーボモーターのIDを1つずつ書き換えていきます。

MP2_4_hip_asm4.jpg

書き換えはコマンドラインで行います。servo-scanを行って各モーターの設定値を確認し、servo-setIDで目的のモーターのIDを設定することを繰り返します。このUIはESP32のファームウェアに実装されており、ESP32にPCのシリアルターミナルを接続して操作します。

MP2_4_motor_id_set_cli1.jpg

さらに、腰のサーボモーターユニットを4つ取り付け、取付位置に合わせて1つずつサーボモーターのID設定を行い、すべてのサーボモーターのID設定およびカスタム基板との配線が完了しました。

MP2_4_hip_asm5.jpg

モーターのID設定も完了です。12個のモーターをすべて認識しています。

MP2_4_motor_id_set_fin1.png

ボディの組み立て

次に全面の表示パネルをカスタム基板に接続して、フレームにネジ止めし取り付けます。

MP2_4_panel1.jpg

後ろ側のパネルも同様に取り付けていきます。

MP2_4_rear_panel1.jpg

フレームとカスタム基板をパネルにネジ止めし、ボディの形になりました。

MP2_4_body_fin1.jpg

あとは小型スピーカーをカスタム基板に接続します。

MP2_4_speaker1.jpg

この小型スピーカーは両面テープでサーボモーターに固定します。

MP2_4_speaker2.jpg

これでボディは完成です。

ボディの動作確認

この状態で電源を投入してみます。microSDカードはRaspebrry Pi 4で使用していたものをそのまま差し替えました。

MP2_4_body_fin2.jpg

IPアドレスが表示されたので、WebUIを使ってモーターを動かしてみました。YouTubeに動画をアップロードしておきました。

ここまでは問題なさそうです。次は足の組み立てと取り付けを行います。

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