DMCおうちロボコンとは
先日行われたMaker Faire Tokyo 2022で展示されていたDMCおうちロボコンに興味をもちました。
![MFTokyo2022_dmc_robocon1.jpg](https://kanpapa.com/wp-content/uploads/today/assets_c/2022/09/MFTokyo2022_dmc_robocon1-thumb-autox480-5716.jpg)
ライントレースロボットでいかに速く完走するかを競うものですが、2022年はRaspberry Pi Picoを使った標準ロボットを規定のパーツでくみ上げて、ソフトウェアだけをチューニングすることで、いかに速く走るかを競うとのこと。
![MFTokyo2022_dmc_robocon2.jpg](https://kanpapa.com/wp-content/uploads/today/assets_c/2022/09/MFTokyo2022_dmc_robocon2-thumb-480xauto-5718.jpg)
完成度が高そうな筐体です。私も製作してみたくなったので、会場で基板とモーターと電源系の固定に使うパーツを500円で購入しました。
![dmc_robocon_pcb1.jpg](https://kanpapa.com/wp-content/uploads/today/assets_c/2022/09/dmc_robocon_pcb1-thumb-480xauto-5720.jpg)
公式トレーサーロボットの組み立て
早速パーツ集めです。個体差をなくすために使用するパーツが指定されていますが、親切なことにパーツリストをそのまま秋月電子の通販コード一括入力フォームにコピペできたり、Amazonのリンクが案内されていたりして、指定のパーツの入手がしやすくなっています。
パーツをあつめるとこんな感じです。(この時点では一部未着のものもあります)
![dmc_robocon_parts1.jpg](https://kanpapa.com/wp-content/uploads/today/assets_c/2022/09/dmc_robocon_parts1-thumb-480xauto-5722.jpg)
これを組み立てていきます。参加者用のマニュアルも親切に書かれていてわかりやすいです。
製作中の基板です。一番右側は電源ユニットで単4×3を9Vに昇圧するDC-DCコンバータを組み込んでいます。
![dmc_robocon_asm1.jpg](https://kanpapa.com/wp-content/uploads/today/assets_c/2022/09/dmc_robocon_asm1-thumb-480xauto-5724.jpg)
モーター系の基板です。
![dmc_robocon_asm2.jpg](https://kanpapa.com/wp-content/uploads/today/assets_c/2022/09/dmc_robocon_asm2-thumb-480xauto-5726.jpg)
制御系の基板です。
![dmc_robocon_asm3.jpg](https://kanpapa.com/wp-content/uploads/today/assets_c/2022/09/dmc_robocon_asm3-thumb-480xauto-5729.jpg)
これらをくみ上げるとMaker Faire Tokyo 2022で見たトレーサーロボットができあがりました。
![dmc_robocon_fin0.jpg](https://kanpapa.com/wp-content/uploads/today/assets_c/2022/09/dmc_robocon_fin0-thumb-480xauto-5731.jpg)
トレーサーロボットの試走
Raspberry Pi PicoをPCに接続し、Thonnyでサンプルプログラムを書き込むとOLEDにロボットの状態が表示されました。
![dmc_robocon_fin1.jpg](https://kanpapa.com/wp-content/uploads/today/assets_c/2022/09/dmc_robocon_fin1-thumb-480xauto-5733.jpg)
早速テスト走行です。手持ちのLEGO MINDSTORMSのライントレーサー用のコースをつかってみます。
試走の様子をYouTubeにアップしておきました。
まだ何も調整していないのに問題なくラインをトレースして走行しています。
今後のとりくみ
ここからはDMCおうちロボコンの公式コースをコンビニのコピー機で入手して、ソフトウェアでチューニングしていくことになります。
Maker Faire Tokyo 2022でトレーサーロボットの基板を入手されたかたが、これからどんどんチャレンジしていくと思いますので楽しみです。